談話室『和太刀』

~立ち廻りから得られる身体のお得情報!~

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第3回「スポーツ選手もトップクラスは脱力しているでござる」の巻

ガラシャ1 「センセエ、じゃあ例えばスポーツとかはどうなんですか?
ガラシャさん 私達の様な虚構の世界の表現目的と違って、
         彼らは数値の世界に住んでいるわけだから…。」



ツルギ2 「う~ん。でも結局それだって見せるという点では同じなんじゃない?
ツルギくん  僕らだってテレビや会場でその真剣勝負を見るわけだから。
        町のケンカっていうのは観客的に野次馬がいる事もあるけど、
        当の本人達は野次馬がいてもいなくてもケンカはするわけだろ?」


センセイ 「おっ!ツルギ君もわかってきたね!
センセエ   そう、伝える表現をする為に力を抜くってのは
        より繊細な動きを必要とされる、
        より高度なパフォーマンスの為に必要不可欠な要素だからね。
        目の前の相手を力一杯殴ればそれで良いというレベルのケンカとは違う。

        スポーツ選手ってのも一流になればなる程、
        より力を抜いて繊細に動かないと、自分の力を本当の意味で発揮出来ず
        記録的にも良い結果は出せないし、
        見ている観客にも感動を与えられないとわかっているものさ。」

ツルギ1 「言われてみれば、普段見ているスポーツ選手でも
        トップクラスにいけばいく程、
        力んだ人っていうのはいないような気がしますね。
        でもセンセエ、数値の世界と違う我々の場合、
        やっぱり迫力を出す為に力んだ描写はしなければいけないわけで…。」


ガラシャ1 「だからそれはさっきセンセエが言った通り描写でしょ。
        力の入った描写をちゃんとやろうと思ったら、
        ホントに力が入っていたら逆に出来ないと思うんだけど。」


センセエ2 「そういう事だね。
        それにね、スポーツ選手の話が出たけど、
        さっきツルギ君がトップクラスの選手程力が抜けていて云々……
        と言っていたけど、
        それはホントにその通りなんだよね。
        
        で、聞きたいんだけど、
        それじゃあその力の抜けたトップクラスの選手達の
        パフォーマンス、プレイというのは迫力がないかい?」

ツルギ1 「あ!……いえ、あります。」

センセエ2 「そうだろう。
        例えば観せるスポーツの中では代表的といっても良い
        フィギュア・スケートなんかを例に挙げるとどうだろう。

        2010年のバンクーバー・オリンピックでメダルを取った、
        キム・ヨナ選手や日本の浅田真央選手、
        男子の高橋大輔選手やロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手等
        を見ればわかるだろう。

        彼らの演技は本当にエレガントで、繊細であり、
        滑らかなスケーティングでありながら、
        会場を凌駕するパワーと迫力も充分伝わってくるわけだよね。

        同じく頑張っているんだけど、力んでジタバタして氷の上で転倒したり、
        ぎこちない選手というのは下位の選手であってね。」

ガラシャ1 「本当にそれはそうですね。
        バンクーバーのキム・ヨナ選手と浅田選手の対決はシビレたなあ。」


センセイ 「うん。でもあれだけトップ選手でもやはり
        精神的プレッシャーや不安定さというのがわずかでも起こった方が、
        力みにつながり、ミスを犯してしまったりする。

        そこが難しい所なんだよね。
        あれだけ国をあげての応援は力にもなるけど、
        受ける責任感やプレッシャーも莫大だからさ。」


ツルギ2 「フィギュア以外の、つまり採点競技以外のスポーツではどうなんだろう…。

        あ!でも野球のイチロー選手なんか、
        力んだ動作なんかはほとんど見られないですよね。
        線もどちらかと言うと細いし、繊細なイメージが……。」


センセエ2 「そうだろう。
        でもイチロー選手は力(パワー)がない訳ではなくて、
        自ら進んで要求されるポジショニングに応じて
        打ち方を変える事が出来るっていうのは、
        スポーツニュースでもよくやっている事だよね。

        ホームランを打とうと思えば、
        並みのホームランバッターよりも
        柵越えを連発出来る力を持っている。
        逆にホームランバッターでも、
        無駄な力の入ったマッチョなホームランバッターというのは、
        当たれば飛ぶってやつでね。」

ツルギ1 「ホームランか三振かみたいな!
        確かに打率はあまり高くなかったりしますね。」


センセエ2 「野球というスポーツを考えると、
        確かにホームランというものは派手だし花形なんだけど、
        選手としてはヒットをたくさん打てて、
        ホームランもそこそこ打てて、走れて、守れるという
        総合力の中でどうかというのが大切なんでね。

        だからイチロー選手自身が、
        『ホームランだけで良いならホームラン王はとれるよ。
        打率が低くなっても良いならね』
        って言っていたと思うんだけど、
        あれはうそぶいている訳じゃなくて、ホントの事だと思うよ。」

ガラシャ1 「ゴルフのタイガー・ウッズ選手なんかも、
        パワーのイメージもあるけど、
        やっぱり華麗さやなめらかさという点が際立っていますしね。」


センセイ 「そう、ゴルフなんかは最も精神状態が
        直接結果に出るスポーツだと思うけどね。
        よく素人のゴルファーの中に、
        とにかく遠くに飛ばしたいといって適当にウェイトトレーニングを
        やる人なんかいるみたいだけど、結果、球は飛ぶ様にはなったけど、
        パットが決まらなくなったりとか、
        遠くに飛ぶけど、どこに飛ぶかわからないとか(笑)。」

ツルギ1 「大相撲で、ついこの前63連勝した横綱の白鵬関なんかも、
        力強いのは力士だから当たり前なんだけど、
        やっぱり柔軟で力んでいない…というか、
        何かフワリとしているんだけど、同時に重くて動かなそうで、
        ひとたび動けばどんな相手にも対応する身体能力がありますよね。」


センセエ2 「ウン。動けるぬりカベっていうね。
        力士をはじめとして格闘技の選手って、
        ただ筋肉をつけて、見た目にゴツい人が強いかというと、
        絶対にそんな事はない。」

   

                                 つづく      ツルギ3
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[ 2011/03/09 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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