談話室『和太刀』

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第52回 「大盗賊 石川五右衛門でござる!!」 の巻

ガラシャ1「前回までは、よく知られている剣豪にまつわる伝説について
ガラシャさん
        話を進めてきた訳ですが、他に何か面白い伝説がある人物について
        もう少し聞いてもいいですか? 何せ私達の立場って、
        全くの想像プラス言い伝えから作品を思いついたり、
        イマジネーションを膨らませたりするじゃないですか。
        だからこの際、色々聞いておこうと思って。」


センセエ2「うん、いいよ。
センセエ
        前に忍者の事について触れた回があったと思うけど、
        『言い伝え』という意味では、剣豪の比ではないくらい、  
        忍者について書き残されているものって多いんだよね。」

ツルギ1「オッ! という事は又忍者ですかあ! 
ツルギくん
        やったあ! ボク忍者大好きなんですヨォ!」


ガラシャ1「何だろ…いいんだけど、ツルギ君のそういうノリって何かイラッとくるわ…。
        私も聞きたいのは山々なんだけど…。」


センセイ「まあまあ(笑)。えーっと、忍者の話をすると二人とも喜ぶだろうけど、
        少しガラシャさんがイラッとくると(笑)。
        じゃあね、『石川五右衛門(いしかわごえもん)』の話にするか。」

ツルギ1  「エ!? 石川五右衛門?」

ガラシャ1  「あの“大盗賊”の?」

センセエ2「そう。何故かというとね、彼は正当派じゃないけど忍者の修業経験がある、
        つまり『忍び崩れ』と言われているからね。」

ツルギ2「ゲッ! そうなんだ! ああ、やっぱりなあ。
        どうも石川五右衛門ってタダ者じゃないと思ったんですよね。」


ガラシャ2 「でも『修業経験がある。』という事は、師匠がいたわけですよね。」

センセエ2「そうだね。これは言い伝えなんだけど、
        五右衛門は14歳と15歳の年に両親を相次いで亡くし、
        17歳の時に伊賀に行くんだ。その時に『臨寛(りんかん)』という
        異人僧に会って、弟子として忍術修業を一年半したと言われている。」

ツルギ1 「へぇぇ~。じゃあその一年半の修業経験が役立って(?)その後の大活躍…
        ありゃ…何か変だな、そういう言い方って…何せ天下の大悪党だから。」


ガラシャ1「大悪党だけど、一説には裕福な家からしか盗まなかったなんて言われているわ。
        義賊と呼んでいいかはわからないけれど…。」


センセエ2「それについては同感だね。

        義賊というよりも、コソ泥ではない。とにかくやる事が大きかった大悪党だよね。
        今で言えばダーク・ヒーローなんだよね。
        で、その臨寛に弟子入りした後、五右衛門は何とあの有名な
        百地三太夫(ももちさんだゆう)の弟子になるんだよ。」

ガラシャ2「わあっ。時代劇なんかによく登場する、あの百地三太夫ですか。スゴイ…。」

センセイ「ただし、百地三太夫は創られた名前だからね。

        実際には伝説の上忍(忍者は位によって、上忍・中忍・下忍に分けられる。)
        『百地丹波(ももちたんば)』の事だと思う。
        でも修業中に、85両の金を盗んで三太夫の妻と
        伊勢(三重県)に駆け落ちするんだ。」

ガラシャ2  「駆け落ち…ロマンチック!」

センセイ 「でも途中で邪魔になったその妻を殺害して、何食わぬ顔で京に行くんだ。」

ガラシャ1  「殺害……サイアク!!」

センセエ2「京での五右衛門の暮らしぶりは成り上がり者の典型というか、
        『伏見野のかたわらに大きな屋敷を構え、
        大名を真似して槍、弓、鉄砲を(部下に)担がせ、街道を我がもの顔で闊歩し、
        夜な夜な伏見や京に現れて盗みをやり、諸人を困らせた(慶長見聞集より)。』
        と三浦茂正(みうらしげまさ)の随筆集にはある。
        こういう時に忍術が役立っていたと思われる。」

ツルギ2   「何だかイヤな野郎ですね。」

センセエ2「生まれついての大悪党というイメージだよね(笑)。
        で、1593年(文禄2年)に秀吉の伏見城に潜入する。

        目的は2つで、豊臣秀吉の暗殺と名品『千鳥香炉(ちどりこうろ
        ⇒3つの浮足を持つ千鳥形の香炉で、後に家康の手に渡った)』を盗むという事。」

ガラシャ1   「何とまあ…。やっぱりやる事が大それてますね。」

センセイ  「ところが寝所に置いてあった香炉が突然鳴りはじめて、
        仙石秀久(せんごくひでひさ)と薄田兼相(すすきだかねすけ)に縛りあげられた。
        で、その後はよく知られているように三条河原で釜ゆでの刑になったという。

        この記録は、公家の山科言経(やましなときつね)の日記に
        『盗人スリ10人、子1人等釜にて煮らる…』とある(『言経卿記』)からね。
        “石川五右衛門”とは書いてないけど、イエズス会の宣教師、ペトロ・モレホンが、
        『煮殺されたのはIxicava goyemon』つまり石川五右衛門だと残しているから、
        まず間違いはないだろうと。」


    談話イラスト50




ツルギ1  「ううむ…あらためて聞くと、悪党とはいえ、何と豪快な…。」

ガラシャ2「で、死ぬ時にあの有名な台詞(せりふ)を言ったんですね。」

センセエ2  「『石川や、浜の真砂(細かい砂)は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ』というやつね。」

ツルギ2 「若干…カッコイイ…。」




                       つづく       ガラシャ4
      
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[ 2011/10/16 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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