談話室『和太刀』

~立ち廻りから得られる身体のお得情報!~

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【上達の為の技講座】⑧肩の埋め込み

一般的にスポーツの世界でも肩が上がってしまうと(浮いてしまうと)、
重心も浮き上がり、身体の動かし方に支障が起こるので
良くないと言われている。

野球やテニス、ゴルフ等のスイング運動が主体となるものをはじめ、
レスリングや相撲等の相手と組んで戦う格闘技となれば、
重心が浮いてしまうのは致命的な事は火を見るより明らかである。

肩が上がってしまうと、どうしても運動が肘から先、
つまり小手先の運動になってしまうし、
何よりも脇が開いてしまう事が重要だと思える。


サムライをはじめ、和服を着た者の所作等は日常動作でさえも
肩が上がると着崩れてが起きてしまうから、
「肩が落ちている」のは何も特別な状態ではなく、
常日頃からそうでなくてはならない。


ところが、この肩を落とすというのが
単にリラックスした状態のそれだと勘違いしてしまうケースが多い。
それでは単に「力が抜けている」という状態であっても、
身体を機能的に使うための「肩を落とす」という状態ではない。


その意味では、言葉にするなら「肩の埋め込み」というべきだ。
太極拳等では「沈肩(ちんけん)」と言う。

この状態は、肩関節のジョイント部分がつるりと無くなり、
体幹の力がそのまま腕に伝わりやすく、身体と腕が一体化した状態になり、
又、物理的に脇が開いていても脇は閉まっている状態と同じになるのだ。



こちらは普通の肩の状態。
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こちらは肩を埋め込んだ状態である。
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ここで、『肩の埋め込み』の効用が確認出来る体術を紹介しよう。


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肘を直角に曲げ(写真左)、
その前腕部分を相手(写真右)に持ってもらう。
そのまま(腕をつかまれたまま)相手を押し込み崩そうとする。


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その際、足で蹴って反動を使ったり、
腕力を使うと相手に簡単に止められてしまい、肩が上がりやすくなる。
もしくは相手に押し返される。


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足の反動を抑えるため、下半身には、むしろ『腰を沈める』という仕事を担当させ、
肩を埋め込んだ状態で肘は直角をキープしつつ、
相手の懐中に入る気持ちで体幹部ごと少し前へ進めると、相手は崩れる。

腰を沈め、腹の力を抜き、足幅は自然に開いていく。
全身が同時に動くと、わずかに動いただけでも相手は崩れる。



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これは同じ動作の立ち技でも同じであり、多人数においても同様である。


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この様に、刀の「抜き付け」の操作は、
腕だけで引っこ抜く様に振るのではなく、
右手の運動は控え、肩を埋め込み、踏ん張らず、
胸の開きや腰の沈みにより、力を抜く事が大切である。

 


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[ 2011/10/05 00:00 ] 技講座 | TB(-) | CM(-)
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