談話室『和太刀』

~立ち廻りから得られる身体のお得情報!~

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第42回 「力を抜いて動く事は力技よりしんどいでござる!!」の巻

センセエ2「僕はね、『気の力』という事に対して決して否定派ではないんだけどね、
センセエ
        あまりそれが先行してしてしまうと、
        やっぱり段々怪しくなってくるなあという思いはあるよね。」

ツルギ1「そうなんですか。
ツルギくん
        でもセンセエも稽古中に指一本で人を投げたりとかしていますよね。
        でもあくまでそれは『身体の使い方』だという立場に立っているわけですね。」


センセエ2「そう。内転筋を含めた精妙な身体の使い分けで、
        一般的に『気の力だ。』と思われている技の様なものは大体出来てしまう。

        でも身体を動かしているものが『心』であり、
        雑念を取り払ったものが『気』だとしたら、
        『気の力』は当然あるわけだよね。」

ガラシャ1「心が無ければ死人になっちゃうわけだから、
ガラシャさん
        『気の力』なんてあるのが当たり前じゃないかという事ですよね。」


センセエ2「そういう事です。ただし前回述べた江戸期の剣術の様に
        (もちろん全てではありませんが)、あまりそれが独立しちゃうとね…。

        極論『身体の使い方なんて問題じゃない。』という発想にまでいっちゃうからさ。

        やっぱりまず身体がなければどうにもならない。
        それを磨いた延長に『気』という概念があるならば
        もっと素直に受け入れられると思うんだけど…。」

ガラシャ2「ははあ、確かに。身体をすっ飛ばしていきなり気がどうのってなると、
        いくらでもインチキ出来ちゃいますもんね。」


ツルギ1「和太刀の稽古場だって、最初に稽古に見学に来た人なんかで
        ドン引きしている人が結構いますもんね。
        『ウワッ、やばい所に来ちゃったぞ。殺陣を習いに来たはずなのに、
        怪しい宗教団体みたいなコトやってる!』みたいな(笑)」


センセイ「うん、いるよね、そういう人。
        『いや、別に気とかではなくて、あくまで身体の使い方ですよ。』
        って言うとちょっとホッとした顔をしたりはするんだけど、

        それでもやっぱり不安は全部拭えないといった顔してるもんね。
        昔は僕も、『ヤバイ! ちょっとわかりやすい体育会系の稽古に
        切り替えようかな。』なんて、それこそ気を使ったけれどもね。」

ツルギ1  「今は特に怪しまれても意識しないと?」

センセイ「ウーン、というよりは、最近はむしろ逆の感情が湧いてきちゃってね。

        『じゃあ、もっとわかりにくくてインチキくさい事しちゃおうかな。』みたいな。
        それでドン引きしている人の顔を見て喜んじゃってます(笑)」

ツルギ2  「うわ! ドSじゃないですか(笑)。」


   談話イラスト40


センセエ2「そう言われるとそうなんだけど…。でもね、
        どんなに怪しい稽古をしても分かる人には分かるというかね。

        特にウチに来ようなんて人達は、身体を使った表現について
        掘り下げたいという人が多いわけだからさ。
        それが仲間内でグルになってインチキやっているだけなのか、
        自分…というか人にはまだ色々な可能性があって、
        身体の細部まで使った動きが確かに存在するんだというメッセージを
        受け取れるかどうかという意味では、そういうセンスは無いと困ると思う。」

ガラシャ1「確かに、和太刀には入団試験やオーディションなんか無いわけですもんね。

        そういうものを闇雲に信じるのでもなく、
        でも素直にそれを受け入れられるかというのは大切ですもんね。」


ツルギ1 「つまり、『見学』の時の感じを見れば、オーディションなんかしなくても、
        大体どんな感覚を持って『表現』という世界に挑もうとしている人か
        はわかるというワケですね。」


センセエ2「完璧とは言えないかもわからないけど、大体ね。
        もちろん、良くも悪くも裏切られる事だってあるわけなんだけどさ……。
        あ、でも最近は裏切られる事も少なくなってはきているよね。」

ツルギ2「エ!? そうなんですか。
        じゃあ、ボクらが『あの子は良いねえ。』なんて言っている子が
        突然来なくなっちゃったりして意外に思うというか、
        ビックリしちゃっている時でもセンセエはそうでもないわけですか。」


センセイ「ウン、大体ね、わかるもんだよ……
        と言えるようにはなってきたのかな?
        『来週も頑張ります!』って元気よく言っているけど、
        『あ~、これは続かないなあ。』みたいなね。」

ガラシャ1  「そういう人の兆候みたいなのってあるんですか?」

センセエ2「一口には言えないけどね。でも例えば、
        『力を入れてはイケない。』とどんなに言っても、
        『でも最終的には力なんでしょ?』っていう所にしか行き着けない人というのは、
        やっぱりウチみたいなスタイルの稽古はしんどいと思うんだよ。

        反対に、『力を使わないで。』という事に関してSF的な
        ロマンみたいな感覚で受け取っちゃって、
        『力を使わないという事は楽してあんなコトやれちゃうのかナァ?』
        みたいな人とかね。

        身体のごく一部、つまり小手先の動きにならない方便として
        そういう言葉で説明しているんだけど…。」

ガラシャ2「前者は身体を簡単で雑なものと思っているんで、
        後者は身体を使う気が無い…というか楽したい人とか
        頭でっかちな人というか。」


ツルギ2   「どっちもしんどいですねえ(笑)。」






                  つづく           ツルギ4
   
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[ 2011/08/28 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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