談話室『和太刀』

~立ち廻りから得られる身体のお得情報!~

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

第36回 「世の中主観で出来ているのでござる!!」の巻

ガラシャ1 「センセエ、前回の宿場の“連泊禁止”の掟はホントにビックリしました。
ガラシャさん   あんなに時代劇のイメージと違う事って
         そんなに無いんじゃないかと。」


ツルギ2 「イメージって怖いですね。ボクもキョトンとしちゃいましたもん。」
ツルギくん

センセエ2「そうだろう(笑)。こういう事ってもはやイメージを越えちゃって
センセエ      (今となっては)現実にそうだったんだろうみたいになっている。

         今さら『水戸黄門』の撮影現場に行って、
        『連泊禁止だったんだからおかしいじゃないか。』とか言っても
        『おかしいのはそっちじゃないか。』って言われてしまうと思うんだよね。
        元々フィクションのために『連泊していい事にしちゃえ!』って
        始めた事だったのが、そういう設定の作品が増えてきちゃうと
        事実としてもそうだったという前提のもとに作品が作られている。」

ガラシャ1「宮本武蔵が怪力で二刀を振り回していたというイメージもそうですよね。」

センセイ「そう。アレなんかも歌舞伎やら小説やら、
        それを基にした映画やらでそうなってしまっているからね。

        イメージって最初は『想像』なんだけど、一度それが受け入れられると
        段々と頭の中では事実だったという風に転化されちゃう。」

ツルギ2「一度そうなると、いくら『事実は違うよ。』って言われても
        ホントに受け入れられなくなりますもんね。
        ボクなんか聞いた後もまだ信じられない。
        やっぱり黄門様は困った人々を助ける為に宿に連泊していた事にしていたい
        というか、そうであってほしいと思いますからね。」


センセエ2「だろうね(笑)。そういう傾向は現代人に特に強いと思う。

        悪くするとそのイメージの共有が暴走を始めて、
        『イジメ問題』に発展しちゃうという。」

ツルギ1  「おっとォ、すごい話になってきましたね。」

ガラシャ1「イヤ、ホントにそうですよね。本当は違うのに、
        他人から『あいつはこういうイメージだ。』と一度思われると、
        もう一度それを取り払うのがとても難しくなってきますから。
        芸能界なんてそういうイメージで出来上がっている様なものですもんね。」


センセエ2「うん。そういう意味では『思い込みや主観』が社会を動かしているわけだからね。

        だから、それは仕方のない事だという事をしっかりと認識した方が
        いいと思うんだよね、みんな…。」

ガラシャ1「エッ!? それはまたどういう…。イジメを覚悟しろみたいな事ですか?」

センセイ「いや、そこまでは言わないけどね。

        でもよく『客観的にものを見ろ。』と言われるけど、
        それ自体誰かの主観的アングルから発したものだったりするわけだからね。」

ツルギ1  「なる程。」


  談話イラスト34



センセエ2「だから他人のウワサに潰されてしまう様な場合は、
        『違うのに!』ってウワサされている本人は一生懸命訴えるんだけど、
        よく考えてみれば、自分もいわゆる(事実とは違う)思い込みによって
        頭の中の考えが構成されているわけだから。

        確かにイジメの様な問題になると、被害を受けている方としては
        そんな悠長な事は言っていられないかもしれないけど、
        現代人ってある種皆が『自分の思考の部屋』というかエリアの占める比率が
        もの凄く高くなってきているからさ。

        だから自分の中の自分が絶対的に真実だから、他人が見た自分というのが
        少しでも自分の中の自分とズレがあると
        (特に自分にとってマイナスだと思うものに関しては)、
        凄く抵抗感を覚えるわけなんだ。」

ガラシャ2「逆に自分の中の自分と他人から見た自分にズレがあっても、
        それが良いイメージ側のものだったりしたら黙ってますものね。
        『ハイ、その通りです。』みたいに(笑)」


センセエ2「そうね(笑)、だと思うよ。

        だから『みんなが自分の事わかってくれない!!』っていう人、
        よくいるわけなんだけど、『そんなの当たり前じゃないか。
        じゃあキミはみんなの真実についてどれだけ知ってるんだ?』
        という事をつい言いたくなってしまう。
        自分は他人とは違って唯一絶対のオンリー・ワンだという考え方は、
        ある意味ではプラスに働く時もあるけど、
        一方ではとても危険だよね。それぞれの思考があるわけだから
        そんなの当たり前なんだけど、
        結局みんな同じ五体を持った人間だという平等感が薄くなってしまうからね。」

ツルギ1 「なる程…。平等感が薄れるか。」


センセイ「そう。死んでから頭の中やら身体の中やらを見たらわかるよ。
        みんな同じ様な脳や臓器しか出てこないから(笑)。」

ガラシャ2   「確かに。」


センセエ2「そういう意味では、現代人よりも江戸時代の方が
        客観性があったと言えると思うんだ。

        何故かというと、隣人同志だったり町内の住民との付き合い
        だったりというのは、確実に現代人の我々よりも濃いわけだからね。

        自分の中の自分よりも社会的サイクルの中の自分の方が、
        余程深刻に自身に跳ね返ってくる時代だからね。」

ガラシャ2「そっかあ。


        センセエ、その辺の事についてもう少し聞かせて下さい。」






                     つづく    ガラシャ3
スポンサーサイト
[ 2011/08/03 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
PICK UP!!
UP 
【技講座⑭構えのジャンル】コチラ
90

【技講座⑬沈身の半身】コチラ
84

【技講座⑫身体の各パーツの分離】コチラ
技83

【技講座⑪刀の握り】コチラ
技講座写真70

【技講座⑩半身歩法】コチラ
技講座写真65

【技講座⑨剣を使わない抜刀稽古】コチラ
技講座写真59

【技講座⑧肩の埋め込み】コチラ
49

【技講座⑦柔らかい胸と沈む腰】コチラ
技講座写真32

【技講座⑥抜き打ち(抜刀・横払い)】コチラ
技イラスト2

【技講座⑤手の平合わせ→水平面の移動】コチラ
技イラスト2

【技講座④水平斬り】コチラ
技イラスト2

【技講座③脱力の技、二】コチラ
技イラスト2

【サイムライダイエットエクササイズ2】コチラ
トモエさん(顔)

【サムライダイエットエクササイズ1】 コチラ
トモエさん(顔)

【技講座②脱力の技、一】コチラ
技イラスト2

【技講座①流れるように・・・】コチラ
技イラスト2
検索フォーム
QRコード
QR


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。