談話室『和太刀』

~立ち廻りから得られる身体のお得情報!~

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第35回 「黄門様が人助け出来ないでござる!!」の巻

ガラシャ1 「センセエ、ここしばらく『江戸は本当は○○だった!』シリーズが続いてますけど、
ガラシャさん  参考資料とか見ていて一番驚くところって何ですか?

        あ……つまり、TVや映画の時代劇と決定的に違うところというか…。
        もちろん、これまで挙げられた部分にもビックリしたんですが、
        中でもセンセエが一番驚かれた所というか…。」


ツルギ1「あ! ガラシャさん、そろそろこのシリーズに飽きてきたんじゃない?
ツルギくん   だからまとめに入ろうと。」


ガラシャ1  「違うわよ! そんなんじゃないけど…。」

センセエ2「ははは(笑)。そうだねえ、ここしばらくずっと、この感じだったからねえ。
センセエ     そろそろ『身体の動き』の話に戻そうか。

        でもねえ、『身体が動く』という事は、そこに必ず『人間の生活』
        というものが存在するわけで。
        だから、こういう事って知っておいて損は無いと思うよ。」

ガラシャ1  「も、もちろん、それはわかっています。」

ツルギ1  「(笑)」

ガラシャ1  「何がおかしいのよ!」

センセエ2「まあまあ。そうだねえ、一番驚いた事って、数え上げたらキリが無いけれど、
        強いて今一つ挙げるとしたら、宿場町とかのシステムかな?」

ツルギ1 「宿場町って、あの時代劇では定番の場所ですか?」

センセエ2「そう、旅籠という旅人が泊まる所が点在していて、
        人足や馬をたのむ問屋なんかもある、あの『宿場町』です。」

ガラシャ1「まさに時代劇の定番の場所ですね。時代劇では主人公が宿場町に入り、
        ある旅籠に泊まっている時に問題が起きて、
        それを解決するというパターンがとても多いですから。」


センセイ「説明ありがとう(笑)。そう、今ガラシャさんが言ったパターンなんだけどね、
        それ、実際は無理なんだよね、そんな事。」

ツルギ1  「は…? 無理というと?」

センセイ「江戸の宿場の旅籠っていうのはね、決まりとしては『連泊は禁止』なんだよ。
        だから一つの旅籠に連続して泊まり続けて問題を解決する
        というのは有り得ないというかね。」

ガラシャ1  「エ~!? 連泊禁止?って……何で?」

センセエ2「旅籠っていうのは旅人が目的地に行くまでの間に泊まる一時の宿泊施設という事でね。
        そこに連泊したら何か不自然だという話になってしまうわけ。
        今のホテルや旅館とは意味合いが違うんだよ。
        病気とかでやむを得ない理由で連泊する時ですら、
        お上に届けがいるんだよ。」

ツルギ1  「届け出なかったらどうなるんですか?」

センセエ2「それがお上の耳に入ったら、役人が来て厳しい取り締まりを受けてしまう。
        これは普通の民家ですら同じ…というか民家に泊まる事も許されなかった。
        原則泊まるのは“旅籠”に定められていた。」

ガラシャ1  「エ!? 民家もダメなんですか?」 



  談話イラスト33



センセエ2「うん。旅芸人や薬売りは宿場街道からはずれた所も
        まわらなければならないから別だけどね。
        それでも、その土地の名主の所へ行って支持を仰いで、
        やっと泊めてもらうというのが習わしなんでね。
        それでも連泊は無理。基本は一泊しか許されないし、
        それ以上泊まる時は、やっぱり村役人に届け出ないとダメなんだよ。」

ツルギ2  「メンドくさ~。」

センセイ「だろ?(笑)。ゆっくりと逗留していて、
        その間に義理と人情で問題を解決するパターンのドラマとかあるけど、
        あれ無理なんだよね。」

ガラシャ2「ははあ。水戸黄門様は偉い人なんで、それが可能という事なんですかね。

        アッ、もちろんあれがドラマ上の事で、
        実際の黄門様がいつもあんな事していたというのは
        フィクションであるとわかった上での話ですよ。」


センセエ2「ウ~ン、それも無理だろうね。原則として連泊禁止で、
        ドラマの黄門様のようにお忍びで旅をしているとなれば、
        やっぱり連泊禁止の掟(おきて)を破れば役人が飛んできちゃう。」

ツルギ2「なあんだ。時代劇はフィクションとわかっていますけど、
        そういう事が不可能だとわかるとちょっとショックですね。」


センセエ2「だろう? だからボクもビックリしたわけなんだけど。
        つまりは、この掟を破らないとドラマにはなりにくいというワケで、
        時代物ではそんな掟を取っ払ってるというわけ。」

ガラシャ2  「なる程~。納得です。」



                  つづく           ガラシャ4
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[ 2011/07/31 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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