談話室『和太刀』

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第34回 「大名行列のルールは厳しいでござる!!」の巻

ガラシャ1「それにしても前回ビックリしたのは、
ガラシャさん  大名行列を少しでも数多く見せるために人を雇っていたという事ですね。
        センセエはいつの時代も『人の見栄は変わらない。』
        とおっしゃっていましたが。」


センセエ2「本当にそうだよね。因みにこれも資料に出ていた事なんだけどね。
センセエ
        大名行列同志がすれ違ったりすると色々面倒な決まりというか
        ルールが課せられていたらしいよ。」

ツルギ1  「ルール? …それは例えばどんなものですか?」
ツルギくん


センセエ2「つまり、国許(くにもと)では大名というのは
        まさにトップに君臨する立場にあるんだけど、
        江戸にあがると300いる諸大名の内の一人にすぎなくて、
        その格差というのが家格や禄高に応じてシビアだったんだよね。
        だから、お互いにすれ違うと色々ルールがあったんだ。

        ほぼ同格の相手の場合は道を半分ずつに分けて通り、
        殿様同志は駕籠の扉を少し開けて会釈する。」

ガラシャ2  「なあんだ。その位なら普通の挨拶じゃないですか。」

センセエ2「いや、大変なのは相手が上位の場合は、
        一旦駕籠を停止して片足を出して草履を履いて
        土を踏む仕草をして礼をすると。

        で、相手が尾張、紀伊、水戸等の御三家や田安、一橋(ひとつばし)、清水
        の御三卿(ごさんきょう)であった場合なんかだと、
        行列を止めて、殿様(下位の)は、駕籠を止めて外に出て立ったまま礼をする。

        そして相手の行列を見送らなければならない。」

ガラシャ1  「わあ、それは面倒臭いですね。」

ツルギ1 「でも大名行列同志が出会う事なんてマレだったんじゃないですか?」


  談話イラスト32



センセイ「ほー。何でそう思うの?」

ツルギ2「いや、それは時代劇ではあまりその様なシーンは……
        アッ! そうか、これも時代劇のつくったイメージか。」


センセイ「まあ、その一つとも言えなくもない。
        江戸での登城や下城は大体同時期に組まれていたから、
        大名行列同志が出会う事も多々あったと思われる。」

ガラシャ1「じゃあやっぱり面倒臭い事になっていたんですね、相当…。」

センセエ2「うん。でもね、当時の人々も面倒臭いという事はわかっているわけだからね。
        なるべく会わない様に工夫していたらしい。」

ツルギ1  「工夫? 例えばどんな?」

センセイ「例えば、向こうから御三家の行列がくるとわかったら、
        わざと横道に入って通過待ちをするとかね。」

ガラシャ1  「結局それはそれで面倒臭いですね(笑)」

センセイ「そうだね。で、大変なのが、大名行列って
        別に誰の行列かなんて、字で書いてあるわけじゃないからね。」

ツルギ2  「あっ! そうか。ええっ? じゃあ一体どうしていたんですかね。」

センセエ2「向こうから大名行列がやってきたら、
        行列の指揮をとっている人達がいて(供頭や露払いという)
        その人が槍印や鋏箱(はさみばこ)の家紋やデザインを見て、
        判断を下していたんだよ。」

ガラシャ1「えっ? じゃあ、その役割の人って家紋を全部
        丸暗記しなければならないじゃないですか。」


センセエ2「まさにそういう事。だから大変だったと思うよ。

        万一それでもわからない場合は、『武鑑(ぶかん)』という諸大名の禄高
        や家紋が載っている図鑑のようなものを開いて確認するんだ。」

ツルギ2  「うわあ、それは大変だ。ボクとかには無理そうだなあ。」

センセイ  「丸暗記というところが?」

ツルギ2  「ハイ、だって絶対覚えられませんもん、そんなに。」

ガラシャ2 「ツルギ君、そういうのダメそうだもんね(笑)」

センセエ2「いや、そうしなければならないモチベーションがあれば、
        ツルギ君だってわからないよ。」

ツルギ1  「モチベーション?……ですか。」

センセイ「まあ、そこは江戸時代だからね。
        万一ルールからハズれる事をしたら処分も厳しいだろうからね。
        しかも責任は全体でとらなければならないし。」

ツルギ2  「エ~。丸暗記します、死んでも(笑)」




               つづく          ツルギ4
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[ 2011/07/27 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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