談話室『和太刀』

~立ち廻りから得られる身体のお得情報!~

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第32回 「江戸の市民は贅沢でござる!!」の巻

ツルギ2「センセエ、今回はガラシャさんが敏感になる様な話はやめて下さいね!」
ツルギくん


センセイ  「そうだね、反省しています。」
センセエ

ガラシャ1  「あら、私は全然構わないけど…。」
ガラシャさん


ツルギ2  「たまらんなあ…。だってここしばらく
        身体の動きとかの話が無いじゃないですか。本来は…。」


センセエ2「まあまあ。でもね、ツルギ君、人間が生きている限り、
        身体の問題は必ずそこにあるわけで…。
        前回、前々回の大奥の問題にしてもね、当時の人々の生活をのぞき見ると
        自然と身体性も見えてきたりするもんなんだよね。」

ガラシャ2「わかります。人がそこに生きている限り、
        その生活ぶりや環境と身体の事は切り離せない問題ですもんね。」


ツルギ2  「そりゃ、そうかもしれないけど…。」

センセイ「生きていく上で欠かせないものとして、食べ物の問題があると思うけど、
        江戸時代、将軍の正室の食事のメニューなんか見ると…。」

ツルギ1 「大体想像つきますね。さぞかしいいモン食っていたんだろうナと。」

センセエ2「いや、それももしかして時代劇の影響かも。
        調べてみると意外に地味…質素だったらしい。
        焼き魚、卵、豆腐、煮物、酢の物とか。」

ツルギ1  「わっ。普通の和食メニューですね。」

センセエ2「うん。ただしメニュー自体は質素なんだけど、
        御台所(正室)様が食べるまで、何人もの毒味係が間に入るから。
        一度に10人前も作られていたらしいんだよ。一人の為にね。」

ツルギ1  「げえっ。10人前!?」

センセイ「スゴイよね。そして何人かの毒味係同志で、
        一口食べては互いにしばらく顔を見合う。」

ガラシャ1 「は? それは又どうしてですか?」

センセイ 「毒が入っていたとしたら、回るまでに時間がかかるだろうからね。」

ツルギ2  「わあ…イヤな役だなあ、毒味係って…。」

センセエ2「でも万が一の事があってはというわけだよね。

        だからこれだけの行程をふんだ料理は最終的に
        一人前だけが正室本人のところにいくんだ。
        けれどその頃にはもう冷めてしまっているわけ。」

ガラシャ1 「そりゃあそうでしょう。はああ~。何かガッカリだなあ。
        天下の御台所の食事が冷めた和食御膳なんて…。」


センセエ2「(笑)。まあ、さすがに冷めたままではという事で、
        汁物等は隣の部屋に用意した火鉢で温め直してから出していたらしいけどね。」

ガラシャ1 「それにしたって、もう少し贅沢出来るかと思ったのに。」

ツルギ1 「でもセンセエ、天下の将軍の正室がそんなに質素だったら、
        一般市民はさぞ地味…というか、ヒドイものを食べていたんじゃないですか?」


センセイ「イヤ、でもね、江戸の市民は意外に白い米の飯には事欠かなかったみたいだよ。」

ガラシャ1 「エエ~!? そうなんですかあ? アワとかヒエとか玄米でも贅沢
        みたいなイメージがありますけど…。」


センセエ2「イヤ、江戸時代でも中期から後期は、
        庶民も米の飯をたくさん食べていたらしいんだよ。
        江戸は全国から年貢米や、各藩からの米が集まっていたわけでね、
        まず俸禄米(ほうろくまい)として武士に給料として与えられて、
        残った分は町で安く売られていたものだから。
        もちろん天候により凶作だった場合は、麦飯なども食べていたろうけどね。

        当時の成人男子で一日五合も食べていたらしい。」


談話イラスト30


ツルギ1 「ゲエッ!? ご、五合!?」

センセエ2「すごいでしょう。で、それが原因で足がむくんだり、しびれたりする
        『江戸患い』なんていう流行(はやり)病も出たらしいからね。」

ツルギ1 「? それは、どういう?」

ガラシャ2 「あの…それ今でいう脚気(かっけ)じゃないですか?」

センセイ「そう、まさしく脚気です。でも当時はビタミンB1不足とか分からないから。

        急性心不全も増えたらしい。
        で、江戸を離れると何故か治るから『江戸患い』と。」

ガラシャ1  「何とまあ……。」


              


              つづく            センセエ4

           
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[ 2011/07/20 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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