談話室『和太刀』

~立ち廻りから得られる身体のお得情報!~

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第20回 「欲するエネルギーが必要でござる!!」の巻

ガラシャ2 「でもセンセエ、『気づきの多さがセンスを磨く』というのは
ガラシャさん   その通りだと思うんですが、
         上手くなりたいなあ、と思っていても、
         その気づきがなかなか訪れない場合っていうのも
         確かにありますよネ。」


ツルギ2「そうそう! 僕なんかもまさにその一人!
ツルギくん  今の自分がダメだっていう事は分かるし、課題も分かる。

        でも実際に身体を動かすとなかなか思い通りにならないというか…
。」

センセイ「そりゃあ誰しもそうだよ。僕だって…。
センセエ
        頭で理解した事通りにすぐに身体が動いてくれれば、
        上達するのに何の苦労もいらないわけだしね。」

ガラシャ1「いわゆる器用、不器用というか、
        個人差があるのは当たり前という事ですか?」


センセイ「そう…なんだけど、結局『どこまで欲するのか?』
        という事に尽きるんじゃないのかな。」

ツルギ1「どこまで欲するか…。そりゃあ僕も含め、
        こういう事をやっている人間は誰でも欲していますよね。
        理想の動きにしても身体の状態にしても。」


センセエ2「うん、それは理解している。

        でもね、少しキビしい言い方になっちゃうけど、
        気づきや上達が上手く訪れない時というのは、
        『欲するエネルギー』が不足しているんじゃないか
        とも言えるんだと思うのね。

        どこかで『この位で何とかならないかなあ。』とか、
        『この位やったんだから何とかなるだろう。』とか
        『別にそこまでやらなくても…。』とかさ。」

ツルギ2 「あ、痛タタタタタタ!!(耳を押さえて)」

ガラシャ1「つまり徹底していないというか、
        まだどこかで甘えた部分があるというか。」


センセイ「ウン、自分の経験からいっても後から考えると
        そう思わざるを得ないところが多分にあるよね。

        大体『この位やれば…』って、この位ってどの位なんだっていう、
        何の確証も無い所でゴールしちゃうという事ってあるんじゃない?
        さらにそれが『○時間稽古したから』みたいな、
        『質』の事ではなく、単純な『量』の話になっちゃうと最悪だよね。

        それは本当の意味での気づきや上達の為の稽古とは言えない。
        質的向上を得るために、ある一定の時間がかかるのは当然なんだけどさ。

        その中で考えをめぐらせたり自分に足りないものを計ったりして
        質を向上させようとするなら、
        それこそ訳の分からなくなる位やらないとダメなんじゃないかなあ。

        変な話、質的に好転したりする瞬間というのは、
        それまでこうなんじゃないかと思っている考え方なんかが
        信念ごと崩れる時なんだよね。
        そういう意味では一般的な『何となくのハウツー』というのは、
        早い段階で崩壊してしまった方が良いよね。
        数稽古の話で言うと、僕が知っている居合の先生なんかは、
        師匠から一つの型について、
        『とりあえず、2万回位繰り返せばどうにかなるだろう。』って
        言われたというから。」

 談話イラスト18
  

ツルギ2 「ギャア! ひと型で2万回!!」

センセイ「(笑)。そう、一つの型についてそこまで
         (しかも正しいとされる型の条件を守って)繰り返せば、
         頭で何か考えなくても身体が勝手にそうなるさ、みたいなね。」

ガラシャ1「なる程。でもセンセエ、一つの型についてそこまで繰り返すのって、
        やっぱり膨大な時間が必要になってきてしまうんじゃないでしょうか。」


センセエ2「そうだね。しかも上手くなる前の段階になればなる程、
        一つの型を実行するのに体力も奪われるだろうし時間もかかる。

        だから型や見本から学ぶにはやはり、
        『本質を見極める力』が必要だという事になる。

        外見的な事ではなく、そこで求められているものの核心を
        見極める力という事になるのかな。」

ツルギ2「難しいなあ…。そういうセンスを磨くっていうのは…。
        そういう事に気づくためには。」


センセエ2「話が戻ったね(笑)。

        そう、だからそういう力を得るための源になるのは、
        『欲するエネルギー』だと思うのね。

        自分から湧きだした『欲するエネルギー』であれば、
        他人の出来た、出来ないという事にも左右されないわけだし、

        少々の事があってもブレないというか、持続力もあるわけだから。」

ガラシャ2「なる程。」

センセエ2「でもそれって、自分一人の殻の中に閉じこもってしまって、
        人の意見や経験を何でもかんでも取り入れたり拒絶したりする
        というのとはワケが違うから。
        『我が道を行く』というと格好が良いけど、
        孤立した意固地なだけの人というのは、それはそれで
        『欲するエネルギー』が足りないという事になっちゃう。」

ツルギ2 「難しい…紙一重という事ですね。」

センセイ「大切なのは、世の中一人で生きているわけじゃないからさ。 

        良質なものや悪質なものを含めて、
        たくさん見て知ろうとするという努力に対して
        興味が無くならなければ、そんなに難しい事でもない。」

ツルギ1 「そうか……。で、そういう興味を持ち続けるには…。」

ガラシャ2「『欲するエネルギー』ですよね、やっぱり。」
   

 

                       つづく      ガラシャ4
 
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[ 2011/06/05 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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