談話室『和太刀』

~立ち廻りから得られる身体のお得情報!~

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第10回 「主体運動スイッチの切り替えを利用すれば…でござる!!」の巻

ツルギ1「センセエ、主体運動スイッチの切り替えを
ツルギくん  上手く利用している人達という点で、
        スポーツ選手の中のトップクラスの人達というのは
        例としてとても分かりやすいと思うんです。」


センセエ2「だからこの談話の中でも、野球やらスケートやら、
センセエ   具体的、数値的な勝負をしている
        トップ・アスリートを例に挙げてきたんだ。」

ガラシャ1「今まで出ていない例としては
ガラシャさん  他にどんな事が挙げられますか?」


センセエ2「先程、肋骨の使い方について出てきたからそれで言うと、
        フィギュア・スケートの選手なんかは
        当然骨盤や股関節という、実質氷に接地している足(スケート・シューズ)に
        (直接)作用する部分は誰でも工夫するんだけど、
        肋間の力が抜けていて可動性が良い選手と
        それが出来ない(あるいは出来ていない)選手とでは大きな差がでるよね。」

ガラシャ1「それは演技の時の身体表情変化とかには影響出ますよね。
        そういう意味では『肩の沈み』とかも。」


センセエ2「うん、わかりやすいね。そう言われたら
        指先まで細やかに神経が行き届いている選手というのは
        肩が落ちているしね。
        胴体を筋肉で固めてしまうとそういう表情が出せないから、
        何か両手を広げた時も幼く見えてしまう。
        学芸会のような印象を受けてしまう。」

ツルギ1「あ~あ……そうかも。
        成程、芸術点とかには影響大ですね。」


センセエ2「いや、そういう印象点だけの問題ではないんだ。
        肋間を柔らかく、スプリングの様に使えないと、
        ジャンプにも重大な影響が出る。」

ガラシャ1「ジャンプ!?それは大変ですね。
        だって最近のフィギュア・スケートって
        昔よりジャンプの重要性が高まっているんでしょう!?」


センセエ2「そう、だから大変だよ。

        だって肋間の筋肉が固まって…というか
        そこを可動させるという意識が自動的に備わっていないと、
        身体の中でもバネやスプリングの役割をしてくれるところが無くなるわけだから。

        その分胴体というものが、ただ骨盤の上にドシンと乗っていると
        ほとんど変わらなくなる。

        当然ジャンプの時は、膝の曲げ伸ばしや股関節も使うけど、
        上半身の協力が無かったらそれだけ下半身への負担が増えてしまうし、
        身体が重い分、反動をつけようとして足に力が入り、
        転倒したり、ジャンプがすっぽ抜けたりしやすい。
        着地は力の吸収が悪くなり、これも転倒が増える。」

ツルギ2「悲惨だ…。」

センセエ2「昔調子が良かったのに、最近はジャンプの調子が悪いという選手の
        現在と過去の姿を見比べると、
        そういう事が起きていたりするよね。

        演技中も手足ばかりバタバタさせて、胴体(体幹部)の事なんか
        内臓の詰まった羊羹かなんかだと思っているんじゃないかと。」

ガラシャ1「内臓の詰まった羊羹(笑)。」

センセエ2「他のスポーツで言ったら、マラソンランナーなんかだってそうさ。

        肋間まで意識があって、何か鳩尾(みぞおち)から足が生えているか
        のごとく走れる選手というのは、コンパス(足幅)も無理なく広く取れたり、
        肋間のスプリング効果もあるから、アスファルトを走っている時でも、
        足への負担を軽減出来るしね。」

ツルギ1「あ、そうか。それってケニアとかエチオピアあたりの選手って、
        まさにそんな走り方をしている人達がいますよね。」


ガラシャ2「日本人選手だって、シドニー五輪の金メダリストの高橋尚子選手とか、
        アテネ五輪の野口みずき選手とかは、
        外国人選手に負けないくらい、胴体で走っている感じがしたわ。」


センセイ「そうだね。でも今は日本の選手たちの間で
        そういう意味で走れている人は少ないね。
        脚力や腕振りに頼っている人達が一時よりも増えている…
        というか鳩尾で走れる選手が減ってきているよね。

        だからヤケに外国人選手と比べると、走り方が固くて貧しく見えちゃう。
        『日本人は短足胴長だから』なんて言い訳の出来る時代でもないのにね。

        確かに外国人ランナーは実際足の長い人が多いけど、
        そんな事より大切なのは『走る』という作業に対して、
        全身がどれだけ協力的に動いているかだから。

        重い胴体を骨盤の上に乗せて、それを脚力と腕振りの力で
        運ぶ様な運動はナンセンスだし、
        それで頑張りと根性でどうにかなると思っているのは時代遅れだよ。」

ツルギ1「でも、見た目の話だけで言うと、
        それ程肋間を積極的に使っている様に見える選手っていますか?」 


   談話イラスト8


センセエ2「だから『とらえ方』が大事なんだ。
        どこを使ってどう走っているかという、意識としてのとらえ方がね。

        外から見ると肋骨が足の様に交互に動いたり、
        鳩尾から裂けて足が長くなったりする訳ではないからね。

        でも、どこで走っているかという意識の置き所で、
        実際にその様な動きになってくる。
        外から分からなくても内側から…というか、
        見る目が分かってくると外からでも判断出来る様になるよ。」

ガラシャ1「センセエ、足がその様に『鳩尾付近から…』となるなら腕もですか?」

センセイ「当然。肩甲骨なんかを意識したり、
        胸の中心から腕があると意識すると
        肩が上がったりする事も無くなってきたりね。

        でも反対に腕の始まりはあくまで肩関節だと思うと、
        胴体(体幹)部は腕振りには協力してくれないよね。
        そういう中の動きって、本当に見た目では判断しにくいからさ。

        例えば、場合によっては腕そのものは下にぶらりと下がっていて、
        あまり積極的に振ったりしてはいないのに、
        実のところ体幹部としてはちゃんと腕振り運動をしている
        ケースだってあるんだよ。」

ツルギ1「うわあ、スッゲェ。」


                      つづく     ガラシャ4
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[ 2011/04/13 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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