談話室『和太刀』

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第96回 「デキ婚の父親は頑張る!! でござる」 の巻


ガラシャさん
ガラシャ1
「前回は悲劇の武将、平維盛(たいらのこれもり)の子、六代の若君が捕まった後、文覚上人(もんがくじょうにん)の必死の活躍で、一度は命を救われるというお話でした。」


ツルギくん
ツルギ2
「結構ドキドキしたなあ。処刑ぎりぎりで文覚上人の使者が頼朝(よりとも)の書状を持ってきたから良かったようなものの…。
あ、因みにセンセエ、文覚上人もスゴイと思ったんですけど、その上人の頼み(二十日の猶予を与えてくれという事)をちゃんと聞きいれて待ってあげた北条時政(ほうじょうときまさ)という人もなかなかのものですよね。…え~っと名前は聞き覚えがある人だけど…。」


センセエ
センセイ
「あー、じゃあちょうどイイネ。北条時政について触れておこうか、今回は。」

ツルギ1
「有難いですねぇ、そうして頂けると…。」



ガラシャ2
「簡単に言うと、北条政子(まさこ)の父親よ。だから娘婿(むすめむこ)になるわけ、頼朝は。」



ツルギ1
「ゲッ、そうだったんだ。尼将軍の父か! そりゃあスゲエや。」



センセイ
「で、頼朝の死後、初代の執権として、二代将軍頼家廃絶の後に政子と一緒に幕府の権力を握った人なんだ。簡単に言ってしまうとね。だけどこの人結構な苦労人なんだよね。もともとは北条氏庶流の小豪族の当主だったからそこまで大きな権力を持つとは自分でも思っていなかったんじゃないかな。
第一、本姓は『平氏』で、流人の頼朝の監査役を命じられたのが頼朝との出会いだからね。」

ツルギ2
「エッ!? そうなんですか? 敵じゃないっすか。」



センセエ2
「そう。だから長女政子と頼朝が結婚するなんて絶対に許さない…というより信じられなかったんだろうと思うよ、当初はね。」

ツルギ2
「そ、そりゃあそうでしょう! でも何で又。」



センセイ
「京都大番役という仕事についていた時政が、ちょっと留守をしている間にね、頼朝と政子がそういう関係になっちゃって。
姫までもうけちゃうわけ。だから今の世で言うとデキ婚、デキちゃった婚なんだよね、頼朝と政子はさ。」

ツルギ2
「ゲゲ~ッ!! そうだったんだ!!」



  談話イラスト94


ガラシャ2
「ウフッ。やるわよねぇ、頼朝って。草食系男子とは一味違うわぁ…。」


ツルギ1
「イヤ、だけど、だからと言って『ハイ、そうですか。じゃあ仕方ない。』という風によくなりましたよね。」



センセエ2
「イヤイヤ、それはないよ、当然ね。帰って来た時政は怒って二人の仲を裂き、政子を別の男に嫁がせようとしたくらいだから。」

ツルギ1
「そりゃあ、そうでしょう! アレ? でも結局そうはならなかったという事ですよね。」



センセエ2
「そう。まあ何と言うかその…父親の弱さ…というより、そこは後に尼将軍と呼ばれる程の娘に押しまくられて、結局二人の仲を認めざるを得なくなる。」

ツルギ2
「弱っ!! …ああ、でもそういう所かなあ。六代の君の処刑を待ってあげたという話とちょっとつながるなあ。情にモロい一面がありますよねえ、この人。」



ガラシャ1
「でも後の事を考えるとその結果が良かったという事じゃない? 娘婿(むすめむこ)が亡くなった後は政子と実権を握るくらいまでのぼりつめるわけでしょ?頼朝がいなければそうはならなかったわけだから…。
でもセンセエ、時政って人、そういう事をどこまで計算出来ていたのかという事なんですが…。
娘に押しまくられて渋々頼朝を受け入れたらこれが意外に拾いモノだったというコトなんでしょうか。」



センセイ
「イヤ、そうとも言い切れないんじゃないかな。世の中がだんだん変わってきて、平氏が傾いてきた事も察知していたと思うよ。都に行った時に、そういう風潮に世の中が変化してきている事は知っていたと思う。
勘ぐれば、頼朝と政子の仲を裂こうとしたのも、どれだけ本気だったか。まあ、さっき言っていた事とは矛盾するけどね。」

ガラシャ1
「それはどういう? 平氏が傾いていた事を知っていたら、二人に反対しなくても、そのまま素直に…アッ! もしかしてそれは平氏側への体面を保つためのカムフラージュ的なものだったという事ですか?」



センセエ2
「うん、その通り。まあ断定は出来ないけど、元々小豪族の当主だった人だから世の中の動きを敏感に察知して、その中で自分がどうしていくかという事には優れた人じゃなかったのかなあと思う。」

ツルギ1
「それじゃあ、結構したたかですね。なんか六代の君を救った時のエピソードと違ってきちゃったなあ。」



センセエ2
「イヤ、それはね、人間には色々な面があるという事でさ。それに頼朝に肩入れをしたからといって、そこから仲良くしていたかというとそうでもないしね。頼朝に対して反対意見を言う事もあったみたいだよ。だけど時政は彼自身が抱える軍事力や兵力が乏しかったからね。だから外交とか根回しで活躍するんだ。
『富士川の戦い』で大活躍をした『武田党』に対しては、時政と義時の親子が前もってくどき落としたと言われているんだ。『来るべき平氏との一戦に参じてくれよ。』という風にね。」

ツルギ1
「なる程。自分の才能と不足している所を上手く見極められていた人なんですね。」



センセエ2
「そういう事だね。ア、それから時政って、あの『日本三大仇討ち』の一つで有名な、『曾我兄弟』の一番の理解者で後援者だったわけだからね。」

ツルギ1
「アハハハハ(笑)。やっぱり情にはモロイ人なのかなあ。」



  


            
            つづく   
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[ 2012/07/01 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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