談話室『和太刀』

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第80回 「清盛の高感度アップ作戦!! でござる」 の巻

ガラシャ1
ガラシャさん
「前回は『信長のドクロ盃』の創作のように、人の主観や個人の視点が違うと人物像って全く違うというお話で…。」



センセエ2
センセエ
「で、最後は平清盛の話で終わったんだっけ?」


ガラシャ2
「そうです。今年の大河ドラマ(NHK)の主人公だったりするわけですから、ドラマの在り方でイメージが又ガラッと変わるんじゃないかと。」


センセエ2
「だろうね。主人公ってことはあまり悪く描かれないかもしれないよね。」


ガラシャ1 
「清盛が悪く描かれるのって、主に『平家物語』の影響でしょ? でもあれって源氏の時代になってから描かれたものですよね?」


ツルギ1
ツルギくん
「そうなんですか!?」



センセイ
「そういう事です。だから『清盛悪行物語』としてディフォルメされているのは仕方ないね。
だけど中世の『十訓抄(じっきんしょう)』という説話集なんかには、清盛は『物静かな人で、身分の低い人でも、その者の縁者がいる場面ではちゃんと一人の人間として取り扱った。』とある。」


ガラシャ1
「へぇ~。」


センセエ2
「で、『愚管抄(ぐかんしょう)』という鎌倉時代前期の歴史書(慈円作)にも、清盛が誠に深く物事をとらえる人物で、『アナタコナタシケル(上皇と天皇の双方に対してよく気を使った)。』なんて記されているし…。」


ガラシャ1
「それから、これは知られている通り、厳島神社や高野山にも深い信仰をしたりとか、愛妾(あいしょう)の白拍子祇王(しらびょうしぎおう)の『故郷は水の便が悪いから井戸を掘ってほしい。』なんていう願いに対しては三年もの歳月をかけて川を掘ったとか…。(滋賀県を流れる義王井川=祇王井川)
結構情深く信仰心のある人物としてのエピソードも多いです。」



ツルギ1
「ふうん! さすがガラシャさん! ところで…センセエの言った愚管抄…でしたっけ? その中の上皇と天皇の双方に気を使ったという表現の
『アナタコナタ…』っていうのは、何故そんな言いまわしなんですかね?」



センセイ
「昔はね、名前を呼ぶというのはしなかったんだ。名前を呼ばれると、その人に支配されてしまうという考えがあってね。」


ツルギ1
「ゲッ!! まるで『写真を撮られたら魂まで抜かれちゃう。』みたいなもんですね。」


センセエ2
「(笑)。そうかもしれないね。だから相手を呼ぶ時は、その人の職業だとか役職みたいな事で…。」


ガラシャ1
「それはその後もずっとそうなんじゃないですか。秀吉の事を『秀吉様』なんて言いませんよね。『太閤殿下』とか。」


ツルギ2
「アッ、そうか。じゃあもう一つ。清盛って何で僧の格好をしているんですか? 武力でモノを言わせた人なのに…。」


センセイ
「ア……アハハハ(笑)。」


ガラシャ1
「あんたは(ツルギ君に)……。ここでどうこう言う前に、もう一度日本史の勉強をやり直しなさぁい!!」


ツルギ2
「そ、そんなあ~。」


センセエ2
「まあまあ。清盛は保元・平治の乱の戦功により、天下人への道を着実に歩み始めるんだけど、病に倒れて、出家して浄海(じょうかい)と名を改めた。
で、病が癒えてから平家一門が清盛を中心に益々繁栄していったというわけさ。」


ツルギ1
「なる程!! (ガラシャさんに)ホラァ、こうやって優しく説明してくれればいいのにィ。」


ガラシャ1
「イラッ…。でも清盛って結局最後も病に倒れたんですよね。何かそういう運命なのかなあ。」




   談話イラスト78




センセエ2 
「治承五年に64歳で死去。先程出てきた愚管抄には『温病(おんびょう)』、つまり疫病(えきびょう)とある。
昔は今みたいに医学が発達していなかったから健康を害すると神や仏を頼るというケースがよくあるよね。」


ツルギ1
「それにしても、こうして様々な歴史を振り返ると、出家するというイメージって何か今と違いますよね。
何だか出家したのに戦さを行ったりとか、僧の武装軍団とか破壊僧って結構出てきません?」



ガラシャ1
「アッ、それはそうかも! そこは同感だわ、ツルギ君。」


ツルギ2
「ホッ(胸をなでおろす)。」


センセイ
「それは今と違うよね。よく信長が何故最後に(本人はそう思ってなかったかもしれないけど)本能寺のような寺に泊まったかなんて考える人がいるけどね。
護衛人数が少なかった事は確かなんだけど、『寺』というのは昔はよく戦さの陣地や戦いの場所として使われていたらしいよ。
事実、本能寺の焼け跡から、旧本能寺には建物のまわりに堀があったことがわかったらしいし。
上手く利用すれば『小さな城』のような使い方が出来る場所なんだよね。」


ツルギ1
「ヘェ~ッ!! そうなんだあ。」


ガラシャ1
「ところでセンセエ、今回、清盛の話が出たんで、少し源平合戦の登場人物なんかのお話にいきません? 勇猛な武将とかもいますしね。」


センセエ2
「いいね。ではそうしましょう!」





             つづく      ガラシャ4
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[ 2012/03/21 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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