談話室『和太刀』

~立ち廻りから得られる身体のお得情報!~

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第69回 「銃撃戦隊・根来衆(ねごろしゅう)でござる!!」 の巻

センセエ2「さて、これまで伊賀や甲賀、それに風魔や真田軍等、
センセエ
        様々な忍者軍について語ってきたわけだけど。」

ツルギ1「ハイ、忍者を中心として戦国時代に生きていた人達の
ツルギくん
        過酷な生き様がわかりました。」


センセイ   「おや、随分マジメな感想だね。」

ガラシャ2「それは又、『カッコイイ!!』で済ませると
ガラシャさん
        私にひどい目にあわされるからじゃない?」


ツルギ2  「その通り。」

センセエ2「ハハハ(笑)。ところで、あと出ていない忍者軍といえば
        『根来(ねごろ)衆』かな。」

ガラシャ2 「根来って聞いた事あります! 忍者マンガでですけどね。」

センセエ2「いや、それでも知っているだけ大したモンですよ。
        でね、根来は忍者衆といっても僧兵軍団、つまり『僧』なわけで、
        本拠地は和歌山県の岩出市(いわでし)にある
        根来寺(ねごろじ)というところです。」

ツルギ2「はあ! 僧なんですか!! カッコイイ! 
        少林寺みたい!……あ!」


ガラシャ1  「無視、無視。」

センセイ「でね、織田信長の天正伊賀の乱の事は前に述べたけど、
        信長の伊賀攻めのように、この根来は秀吉の怒りをかって、
        秀吉軍に攻め落とされてしまうんだよね。」

ガラシャ1「へえ~。でも天下人となった秀吉が攻める程、強力な集団だったんですか。
        なんか、たかがお寺の兵隊さんって感じですけど。」


ツルギ1  「お寺の兵隊さんって…。」

センセエ2「元来、根来寺は真言宗中興の祖と言われる『覚ばん』という人が、
        高野山の大伝宝人(だいでんぽういん)を平安時代後期に
        根来の地に建立して以来、
        本山である金剛峰寺(こんごうふじ)との対立抗争が絶えなかった。

        それで根来寺には上級の学問僧(これを学侶《がくりょ》という)とは別に、
        『行人(ぎょうにん)』と言われる有事の際に武力をもって戦う
        下級僧侶の組織がつくられた。」

ツルギ1 「あ、ホラ! やっぱりジャパニーズ・少林寺だ。」

センセイ「ウン、そういう意味ではね。

        でも根来衆は素手で戦った少林寺の僧と違って武力強化に意欲的だったから、
        西洋伝来の鉄砲等を積極的に導入するようなね、
        つまり忍術と砲術を使う僧兵軍団だったと言われている。」


    談話イラスト67



ガラシャ1 「砲術はわかりますけど忍術ってどんな?」

センセエ2「伝えによれば、火術を中心にする破壊や間諜(かんちょう)の秘術を
        得意としたと言われている。
        でね、最盛期には一山で子院が98、僧坊が2700を数え、
        寺領72万石を誇ったと言われている。

        この巨大軍団が忍術や砲術を特技として、
        敵にまわすととんでもない戦争のプロになっていったわけ。」

ツルギ1「ウォ~。そいつはたまらんですねえ。
        秀吉もあなどれなかったでしょうねえ。」


センセイ「その通り。例の『本能寺の変』から約1年の間に大躍進をした
        秀吉と織田信雄(のぶかつ)、徳川家康の連合軍が戦った
        『小牧・長久手の役』で連戦連勝していた秀吉は、
        ついに一敗地に塗(まみ)れる。

        この時、根来の僧兵軍団は家康軍についていた紀州勢と一体となって
        秀吉の本拠である大坂を攻めたんだよ。」

ガラシャ1 「なる程…。それで秀吉の反感を買ったというわけですね。」

センセエ2「その通り。両軍が講和した翌年の天正13年(1585年)、
        秀吉は早速紀州攻めに着手する。
        秀吉軍は10万余の大軍です。それが根来の籠もる和泉国の
        千石堀城(せんごくぼりじょう)を落とす。
        そして中一日を置いて、3月23日に一気に根来寺に押し寄せた。」

ツルギ2「10万の大軍か。そりゃあさすがに、ひとたまりもなかったでしょうねぇ。」

センセエ2「うん。ポルトガルの宣教師のフロイスという人の本国への書簡によれば、
        千石堀城を落とす頃にはすでに根来の精鋭6000人が殺害されていたらしい。
        さらに根来寺に攻め入った時には、山内の戦闘要員はもうわずかしか
        残っていなかったと言われている。」

ツルギ2  「ウワァ~。ソーゼツ…。」

センセエ2「で、火の手が上がり、この一大宗教都市は80余の坊を残して灰と化したというわけ。」

ガラシャ1 「じゃあ、その坊というのは今も残っているわけですね。」

センセイ「ウン。戦火をまぬがれた大師堂の柱とか、根来の根本大塔の板壁は、
        今もなお弾痕を残しているみたいだよ。」

ツルギ1 「ウ~ン。それにしても秀吉なんていう天下人を敵にまわしてスゲエなあ。」

センセエ2「それはやっぱり、忍者という存在が戦国武将達に仕えながらも、
        基本的には自治集団だということだろうね。
        そういう自分達のテリトリーを守る意地みたいなものを感じるけどね。」

ガラシャ1 「なる程。」






                   つづく      ガラシャ4
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[ 2012/01/18 00:00 ] 談話 | TB(-) | CM(-)
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